ファイン‐セラミックス【fine ceramics】
ファインセラミックス
セラミックスのうち高度な機能を有するもので、ニューセラミックスともいう。現在、自動車をはじめ工業製品に使用されているファインセラミックスには、酸化物系と非酸化物系がある。酸化物系の代表はアルミナセラミックスで、硬度、耐熱性、電気絶縁性に優れ、自動車関連ではスパークプラグ、IC基盤、切削工具などに用いられている。非酸化物系の代表は、窒化ケイ素セラミックスで、高温強度、熱衝撃性、耐摩耗性などに優れ、ターボチャージャーローター、シリンダーライナー、タペットなどに用いられている。
参照 シリンダーライナー、ターボチャージャー、タペットファインセラミックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 05:03 UTC 版)
ファインセラミックスとは、セラミックスのうち組成や組織、形状、製造工程を精密に制御し、新しい機能や特性をもたせたもの。ニューセラミックスと呼ばれることもある。また、英語ではAdvanced ceramicsまたはTechnical ceramicsという。
- 1 ファインセラミックスとは
- 2 ファインセラミックスの概要
ファインセラミックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 07:13 UTC 版)
主にジルコニア系のファインセラミックスが使用される。錆びない。炭素鋼やステンレスより硬く、長期間切れ味が持続する。一方で、粘りが無いため、落とした時に割れたり欠けたりしやすい、研ぐことが困難、刃先をあまり鋭くできない、といった欠点がある。
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ファインセラミックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:58 UTC 版)
ファインセラミックスは、欠けたり割れたりしやすく加工しにくいという欠点もあるが、金属系素材よりも高い硬度と錆びないという特徴を持っている。すでに包丁の分野では多く実用化されている。
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