オーファンドラッグ
英語:Orphan Drug
希少疾病と呼ばれる、患者数の少ない疾患の治療に必要とされる治療薬。
希少疾病は日本では患者数が5万人に満たない疾患を指す。いずれも治療の必要性の高い重度の疾患であるが、患者数の少なさから投資を行っても採算がとれないため、製薬会社が研究開発を進めにくい傾向にある。
オーファンドラッグと同様、希少疾病に必要とされる医療用器具はオーファンデバイス(希少疾病用医療用具)と呼ばれる。
厚生労働省、および医薬品医療機器総合機構は、「希少疾病用医薬品等開発振興業務」(希少疾病用医薬品・希少疾病用医療用具の研究開発促進制度)を通じて、オーファンドラッグの開発に対する各種優遇措置を設けている。
関連サイト:
希少疾病用医薬品・希少疾病用医療用具の研究開発促進制度 - 厚生労働省
希少疾病用医薬品等開発振興業務 - 独立行政法人 医薬基盤研究所
希少疾病用医薬品
(オーファン・ドラッグ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/09 06:06 UTC 版)
希少疾病用医薬品(きしょうしっぺいよういやくひん、英語: orphan drug (OD) : orphan は孤児を意味する)とは、特定疾患などの薬物療法で必要性が高いのにもかかわらず、患者数が少ないため、製薬会社の採算が取れない処方箋医薬品を指す。
- 1 希少疾病用医薬品とは
- 2 希少疾病用医薬品の概要
- 3 日本
- 4 アメリカ合衆国
オーファン・ドラッグと同じ種類の言葉
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