vol. 1: Awakening
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 03:26 UTC 版)
「モンストレス」の記事における「vol. 1: Awakening」の解説
アーカニック種族のマイカ・ハーフウルフは、かつて種族間戦争の間に児童奴隷として人間に使役されていたが、戦後は同じ境遇のツヤと平穏に暮らしていた。しかし17歳になったころ、無差別に生命を貪る衝動に苦しみ、自らの謎を解くため一人旅立つ。 人間の連邦において軍事・政治の中枢を占めるクマエア教団はアーカニック奴隷を虐殺してリリウムを採取していた。マイカは危険を冒してクマエアの施設に潜入し、亡き母モリコが伝説的な巫女帝を調査していた事実を知る。さらに巫女帝の遺物である仮面の欠片を奪い、児童奴隷キッパ、ネコ種族のレンを仲間にして逃亡する。仮面の影響によりマイカの体内に宿っていた「古き神」ジンが覚醒し、二人は心身を共有し始める。マイカはジンの強大な力を借りる一方、その飢えを癒すために関わり合う人々を餌食にしてゆくことを強いられる。 仮面の発動は諸勢力の均衡を破る結果も生んだ。アーカニック二大勢力の一つ、ダスク・コートの策謀家バロネスはコルヴィン卿ら配下を使ってマイカを手中に収める。しかしクマエアの長であるデストリアがそこを襲う。デストリアの精神はジンと同種の怪物と入れ替わっており、封印された同族を解放するために仮面の欠片を求めていた。ジンはそれに抗う種族の裏切り者だった。マイカは古き神の力を爆発させてその場を逃れる。心の支えとするツヤがバロネスと同一人物であることは知る由もない。
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