ボコーダーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 道具 > 機器 > ボコーダーの意味・解説 

ボコーダー

【英】vocoder

ボコーダーとは、音声圧縮技術一種で、人間の声シンセサイザー解析し機械的に合成し直して音を鳴らす技術のことである。

ボコーダーは、人間の声帯が持つ音声周波数を、シンセサイザーにおける同じ周波数当てはめることで、声を出力させている。ボコーダーを通すことによって、人間の声機械音が合成されたような効果が出る。

ボコーダーを使用することによって、通常は無段階である人間音声単純なデジタル信号変換することができるため、音声データ量大幅に削減することができる。言葉聞き分けることはできるが、声色人物特定することはほとんど困難になる程度まで情報量削減されるこのため、ボコーダーは軍事システムなどで非常に低いビットレート用い場合採用されている。また、現在ではテクノミュージックなどでロボットボイスの効果演出するエフェクターとして用いられる場合も多い。





ボコーダーと同じ種類の言葉

このページでは「IT用語辞典バイナリ」からボコーダーを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からボコーダーを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からボコーダー を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ボコーダー」の関連用語






6
WAVESTATION1990年6月発売。鍵盤数は61。32基のデジタル・オシレータ、32基のデジタル・フィルター、64基のエンベロープ・ジェネレータ、64基のLFO、47種のステレオ・マルチ・エフェクト2基搭載。WAVESTATION A/D1991年6月発売。2Uフルラックサイズ音源モジュール。上述のWAVESTATIONから鍵盤を取り除き、代わりにアナログ入力機能の追加、新たにPCMサンプル119波形の追加、ボコーダーなど8エフェクトの追加を施したモデル。また、ユーザ変更可能な音色バンクが1つ追加され、アナログ入力を用いたプリセット音色が工場出荷時にはここに書き込まれている。このモノラル仕様のアナログ入力端子は2本装備しており、オシレータのPCM波形選択項目にこの2つが新たに追加されているので、これを選択する形で使用する。あくまでオシレータにアナログ入力が選択できるというまでであり、一般的なサンプラーのように「デジタル変換された内容をまずはメモリに蓄え、時間差でそれらを後で指定して再生する」といったことはできない。また、この外部入力のモニター機能が追加されており、これと内蔵エフェクトのボコーダーを用いれば、単体でボコーダーとして利用可能である。ただし実際には音質はかなり悪く、評価の高い専用機のボコーダーの質には遠く及ばない。当時の定価は210,000円。WAVESTATION EX
36% |||||





ボコーダーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ボコーダーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【ボコーダー】の記事を利用しております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS