シャドウメモリ
別名:シャドウRAM,シャドーRAM
【英】Shadow RAM
シャドウメモリとは、ROM(Read Only Memory)に記録されているBIOSのデータをRAM(Random Access Memory)にコピーして、RAMにコピーしたデータをROMの代わりとして読み出す手法のことである。
ROMは、電源を供給されない状態でもデータが失われないという特性をもっているため、コンピュータの起動に必要なBIOSの記録などに用いられている。しかし一般にROMはRAMなどに比べるとアクセス速度が遅い。そこで、ROMに保存されたBIOSのデータをいったんRAMへ転送してから、RAMにコピーされたBIOSを読み出すという手続きを経ることによって、コンピュータの起動速度を向上させている。
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「Shadow RAM」の例文・使い方・用例・文例
- 装置に送られるのを待っているデータを一時的に記憶するのに用いられるRAMの一部
- 常に更新される、専用のバッファ記憶装置として当てられるRAM記憶装置
- より遅いディスクにアクセスすることなく読まれることができるように、頻繁に使われるディスク・セクターのコピーをランダム・アクセス・メモリ(RAM)に保存するキャッシュ
- メモリを増やすためにコンピュータに挿すRAMチップ
- RAMディスクへのアクセスは非常に速いが、システムの電源が入っていないとき、RAMにあるデータは失わる
- 追加のRAMをシミュレートするためにハードディスクを使うことによって作られるメモリ
- メモリの各ビットの記憶がある時間経過すると消えるRAM
- SRAMという,コンピューターの記憶装置
- DRAMという,コンピューターの記憶装置
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