敗血症
【概要】 病原菌が血液の中をめぐることにより起こる重症な状態。つまり敗血症は菌血症に含まれる。菌が出す毒素(=エンドトキシン)のため、多臓器が一度にやられて、しばしば死亡原因となる。診断は血液培養による。

敗血症
敗血症 [Septic(a)emia,Sepsis]
近年は多剤耐性のグラム陰性菌が多く出現して、敗血症性感染症が増加する傾向にある。敗血症では細菌の内毒素の作用によって血行に異常をおこし、ショック状態になることもある。また、血管内凝固や出血、血尿などがみられ、臓器には種々の重度な症状がでて死亡することもある。
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