レブリミッター
エンジンの回転数を監視し、設定した最高回転数(レブ)を超えた場合、電気的に失火させてそれ以上の回転数上昇を抑制する仕組み。多くは、エンジンの設計限界を超えないよう設けられるが、カテゴリーによっては、エンジンの性能を均衡させ必要以上のチューニング競争を抑制してコストを下げるために、主催者側が標準器具を提供し装着を義務づける場合もある。レブリミッターを応用して、ピットロード通過時の制限速度に合わせた車速に調節するシステムも一般化した。
レブリミッター
エンジンがファイヤリング状態で過回転しないようにする回転制限装置。電子制御式エンジンマネジメントシステムでは過回転にならないように燃料を供給するシリンダーを順次減らす。例えば、6シリンダーエンジンの場合、6→5→4のように発火するシリンダー数を減らしていく。以前は手軽な点火カット方式もあったが、触媒を焼損する危険性があるため用いられない。レブリミッターが有効なのはファイヤリング運転のみであり、コースティング状態のように駆動輪からエンジンが回転させられるときには機能しない。また、最高速度を制限する場合には車速が規定値に達したときにエンジンのレブリミッターが働く。
参照 レフリミット「rev limiter」の例文・使い方・用例・文例
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