デカルト
「デカルト」とは、西洋哲学史において「近代哲学の創始者」「合理主義哲学の祖」として知られる、17世紀フランスの哲学者および数学者である。フルネームはルネ・デカルト(René Descartes)。代表的著作としては「方法序説」や「省察」などが挙げられる。
デカルトは絶対確実な真理に到達するための出発点として「方法的懐疑」を行った。「方法的懐疑」とは、あらゆる知識や信念に対して疑いを持ち、真実を見出すために徹底的に自己検証を行うという思考の方法論である。
「方法的懐疑」を通じて、あらゆる物事を虚偽かもしれないと疑った結果、少なくとも「疑っている自分」がいることは絶対確実であることを見出した。それを「われ思う、ゆえに我あり(コギト・エルゴ・スム)」という命題で端的に表現した。
デカルトの哲学はスピノザやライプニッツに継承されて「合理主義哲学(大陸合理主義)」の潮流を生み出しただけでなく、近世以降の西洋哲学全般の基礎を築いた人物と位置づけられる。
デカルトは、「直交座標系」を発明あるいは確立した功績をはじめ、数学の分野においても後世に大きな影響を与えている。
Descartes
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