AMD GCNアーキテクチャの例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 05:01 UTC 版)
「Graphics Processing Unit」の記事における「AMD GCNアーキテクチャの例」の解説
AMDのGPUは、Radeon HD 2000~HD 6000シリーズにおいてVLIWを採用していたが、HD 7000シリーズ以降では、グラフィックスだけでなくGPGPUでも性能を発揮できるようにするために、非VLIWなSIMDとスカラー演算ユニットにより構成されたGraphics Core Next (GCN) アーキテクチャを採用している。AMD GPUではWavefront単位(64ハードウェアスレッド)での並列処理実行が特徴となっている。 リクエスト調停 スカラーL1キャッシュ 命令L1キャッシュ コンピュートエンジン非同期コンピュートエンジン (ACE) コンピュートシェーダー (CS) パイプ スケーラブルグラフィックスエンジングラフィックス (GFX) コマンドプロセッサー (GCP) ワークディストリビュータ コンピュートシェーダー (CS) パイプ プリミティブパイプハイオーダーサーフィス (HOS) テッセレート ジオメトリ ピクセルパイプスキャンコンバーション レンダーバックエンド (RB) コンピュートユニット (CU) / 統合シェーダーコア命令フェッチ (IF) 調停 SIMDプログラムカウンタ (PC) &命令バッファ (IB) 命令調停 (Instruction Arbitration) 分岐&メッセージユニット 送出/グローバルデータ共有 (GDS) デコード ベクターメモリデコード スカラーデコード スカラー演算装置 (Scalar ALU)レジスタ 演算装置 (ALU) ベクターデコード 混合精度SIMDユニット (MP SIMD Unit)レジスタ 混合精度ベクター演算装置 (MP Vector ALU) ローカルデータ共有 (LDS) デコード ローカルデータ共有メモリ データL1キャッシュアドレスユニット L1ベクターデータキャッシュ データ返却ユニット クロスバー (XBAR) L2キャッシュ メモリコントローラ
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