XSL-FOのバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 01:11 UTC 版)
「XSL Formatting Objects」の記事における「XSL-FOのバージョン」の解説
2006年12月現在、XSLの最新バージョンは1.1である。XSLが2001年10月に勧告になってからいくつかのXSL-FO処理系が登場したが、XSL-FO V1.0の勧告では、ユーザが望む機能が不足していたため、処理系それぞれが独自拡張を行って機能を追加してしまった。このため、W3CのXSL ワーキンググループでは、処理系の実装を調査して共通の機能を標準化することを優先的に行ってきた。その作業成果がXSL-FO V1.1であり、V1.1で標準化されたそれらの機能には、巻末索引、改訂バー、PDFにおけるしおり、財務諸表における部分和への対応などに必要となる表中における条件付テキスト指標、ページグループ内での最終ページ番号の検出、単一ページ内での複数方向への記述、がある。
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