X11 License
読み方:エックスイレブン ライセンス
UNIXやLinuxのGUIシステムのベースとして使われているX Window Systemの配布に使われているライセンス方式。基本的に、Xの最初の開発元であるMITのライセンス方式を基にしており、「MIT License」あるいは「MIT X License」と呼ばれることもある。著作権表示と免責事項のみからなる、条件の緩いライセンス方式のひとつでもある。
現在主流のバージョンである「X11R6」は、開発者団体であるThe X.org Foundation(旧X Consortium)がソースコードの形式でリリースしたものを、さらにさまざまなコントリビュータやベンダーが改良やコードの追加などを行って再配布しているが、大元のX11 License自体にはソースコードの再配布や改変を禁止する条項はないため、オープンソースソフトウェアの範疇に入る。
ただし、Xは膨大な数のソフトウェアの集合体であり、その構成要素となるソフトウェアごとに個別のライセンスが設定されている。それらのライセンスの中には、BSD Licenseのような謝辞条項を含むものや特許権の主張をするものなど、GPLなどの厳格なオープンソースライセンスと相容れないライセンスも含まれているため、取り扱いが難しい面もある。
関連見出し
New BSD License
商用ライセンス
関連URL
X.org Foundation(http://www.x.org/)
Licenses(http://ftp.x.org/pub/X11R7.0/doc/html/LICENSE.html)
UNIXやLinuxのGUIシステムのベースとして使われているX Window Systemの配布に使われているライセンス方式。基本的に、Xの最初の開発元であるMITのライセンス方式を基にしており、「MIT License」あるいは「MIT X License」と呼ばれることもある。著作権表示と免責事項のみからなる、条件の緩いライセンス方式のひとつでもある。
現在主流のバージョンである「X11R6」は、開発者団体であるThe X.org Foundation(旧X Consortium)がソースコードの形式でリリースしたものを、さらにさまざまなコントリビュータやベンダーが改良やコードの追加などを行って再配布しているが、大元のX11 License自体にはソースコードの再配布や改変を禁止する条項はないため、オープンソースソフトウェアの範疇に入る。
ただし、Xは膨大な数のソフトウェアの集合体であり、その構成要素となるソフトウェアごとに個別のライセンスが設定されている。それらのライセンスの中には、BSD Licenseのような謝辞条項を含むものや特許権の主張をするものなど、GPLなどの厳格なオープンソースライセンスと相容れないライセンスも含まれているため、取り扱いが難しい面もある。
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商用ライセンス
関連URL
X.org Foundation(http://www.x.org/)
Licenses(http://ftp.x.org/pub/X11R7.0/doc/html/LICENSE.html)
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