ソースコードの利用も許諾するもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/30 00:52 UTC 版)
「ライセンス」の記事における「ソースコードの利用も許諾するもの」の解説
前述の使用許諾とは異なり、ソフトウェアのソースコードを含めた複製権、翻案権、公衆送信権など、著作権者に認められる権利(すなわち著作権の一部権利)を第三者に許諾することを主眼にしたライセンスも存在する。次に述べるGPLなどは典型的であるが、プログラムの「使用」(実行)はたとえライセンス違反者であっても許される。たとえば、GPLバージョン3ではそのような行為がライセンスを必要としない旨を明示する規定が存在する。しかし、ソースコードの「利用」(「権利の利用」)にはペナルティが与えられる(場合によっては著作権侵害となる)。このようなライセンスは権利取得に重点が置かれている。 例として、使用可能なソースコードのコピーを、その再配布/改変後もライセンスとして義務づけるGPLがある。これは研究、開発の成果を広く世に問い、コピーレフトの考え方の元で誰でも自由に扱うことのできるソフトウェアとするもので、リチャード・ストールマンがフリーソフトウェアとして提唱した。この考え方を文書や音楽などに延長したものがGFDLである。 パブリックドメイン - 著作物全般も含む オープンソースコピーレフトGPL BSD License X11 License (MIT License) Mozilla Public License Microsoft Public License
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