WGN-TV (シカゴ9ch) での電波ジャック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 03:34 UTC 版)
「マックス・ヘッドルーム事件」の記事における「WGN-TV (シカゴ9ch) での電波ジャック」の解説
最初の放送信号割り込みは独立局のWGN-TV (シカゴ9ch)のゴールデンタイムの生放送ニュース番組で発生した。シカゴ・ベアーズが、本拠地でデトロイト・ライオンズに30対10で勝利したというニュースをスポーツコーナーで報じている途中で、画面が15秒間真っ暗になった。画面が戻るとマックス・ヘッドルームを模したマスクにサングラスを着けた男が現れ、周囲を歩き回ったり、飛び跳ねるなどした。彼の後ろにある動く波打った金属板はマックス・ヘッドルームのテレビと映画シリーズの背景映像で使われたエフェクトを模したもので、音声はガヤガヤした音と振動する音だけだった。この電波ジャックは、WGNの技術者たちがSTLの周波数をジョン・ハンコック・センターの送信機に切り替えたことにより解決した。 この事件は、スポーツ解説者のダン・ローン(英語版)を呆然とさせ、彼は「えーっと、視聴者の皆様は何がおこったのかと思っていらっしゃるかもしれませんが、それは私も同じですよ」とつぶやいた。彼は事件が発生する前に話していた内容を繰返すこともできなかった。
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