WBAルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/26 07:41 UTC 版)
WBA認定試合におけるルールの特徴は以下のとおり。 スリーノックダウン制(1ラウンド中に3度のダウンがあった場合、自動的にノックアウトが成立する。ただしアメリカではフリーノックダウン制)。 ノックダウンした選手はゴングに救われない(ダウンのカウント中に3分を経過してもカウント続行。当然、10カウント以内に立ち上がって試合続行に応じられない場合はノックアウトが成立する)。以前は最終回のみゴングに救われていた。 偶然のバッティングにより試合続行不能となった場合、4回までは引き分け(王座の移動は無し)。5回以降は、ストップしたラウンドを含めた採点(負傷判定)により勝敗を決する。 試合中に採点を公表する「オープン・スコアリング・システム」は採用していない(1990年代末に試験採用していた)。 どちらかに10点満点をつけるテン・ポイント・マスト・システム(10点法)。 どちらかに満点未満をつける日本で言うところの「ラウンド・マスト・システム」。ジャッジがつけられるレフェリーによる減点前の最小点は7点。2007年以降は主に南米諸国で採用されているハーフポイント(10-9.5のように0.5ポイント刻みで判定を示す)を試験採用中(日本やアメリカなど一部の国では不採用)。
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