W800
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W800は2010年(平成22年)10月に海外輸出向けモデルとしてヨーロッパで先行して発表され、2011年(平成23年)2月1日より日本国内仕様が発売された。Wシリーズとしては2年ぶりの復活となる。エンジンはW650をベースにボアアップを行い、ボアxストロークを77.0 mm x83.0 mmとして総排気量を773 ccに拡大し、燃料供給装置には新たに電子制御式燃料噴射装置を採用している。エンジン出力はW650からの48 psが維持されているが、極低回転域で最大トルクを発揮させるセッティングが行なわれている。なお車体構成に大きな変更はされていない。 2016年(平成28年)に欧州・日本仕様のファイナルエディションが発表され、生産終了となった。 2019年(令和元年)の東京モーターショーで、先に発売されたSTREET/CAFEモデル(後述)をベースとした新型W800が発表され、同年の12月1日より発売された。無印モデルは2016年の先代モデルの生産終了以来3年ぶりの復活となり、新たにフロントを19インチとしている。
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