W3Cのワーキンググループ
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「WebGPU」の記事における「W3Cのワーキンググループ」の解説
2017年2月7日、AppleのWebKitチームは、APIを設計するためのW3Cのコミュニティグループの設立を提案した。同時に、技術的なproof of conceptとAppleのMetalをベースとした「WebGPU」という名称の提案を発表した。WebGPUという名称は、後にコミュニティグループにより、Appleの最初の提案に加えて、将来の標準の仮称としても採用された。Appleによる最初の提案は、さらなる混同を避けるために「WebMetal」に改名された。 W3Cの「GPU for the Web」コミュニティグループは2017年2月16日に設立された。この時点で、Apple、Google、Mozillaのすべてがこの領域で実験を行っていたが、Appleの提案だけが公式に「gpuweb-proposals」リポジトリに提出された。その直後の2017年3月21日、MozillaはKhronosリポジトリ内で、Vulkanの設計をベースにしたWebGL Next向けの提案を提出した。 2018年6月1日、クロスブラウザの標準化の取り組みの中で、GoogleのChromeチームは「最も高レベルな問題の解決(resolution on most-high level issues)」について触れ、将来のWebGPU標準を実装を開始する意向を発表した。
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