Visual Studio 2015
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「Microsoft Visual Studio」の記事における「Visual Studio 2015」の解説
Visual Studio 2015は、2015年7月20日に公開された 。 実装された主要な新機能は以下のとおり。 iOS、Androidなど各種モバイル端末に向けた、Apache Cordovaなどを用いたクロスプラットフォーム開発機能の強化 .NET Framework 4.6、Windows 10対応 C# 6、Visual Basic 14、TypeScript 1.5などの新言語対応 ASP.NET 5対応 Roslyn採用などによる言語解析やIDEサポートの改善 Xamarin for Visual Studio自体はVS 2013でも利用できるが、VS 2015ではXcodeプロジェクトの取り込みとObjective-Cがサポートされるなど、機能面が強化されている。 なお、Windows 10向けのユニバーサルWindowsプラットフォーム (Universal Windows Platform, UWP) アプリケーションを開発するには、2015年7月29日にWindows 10とともに公開されたWindows SDK 10の正式版が必要となる。 Visual Studio 2013同様にProfessionalエディションとほぼ同等の機能を持ちながら無償で利用できるCommunityエディションも提供されるが、2013 Communityとは異なり2015 CommunityではCodeLensやTFS連携などの一部機能がサポートされないなど、Professionalエディションとの差別化がなされている 。 Update 1は2015年11月30日に公開された。C#をIronPythonやF#のように対話環境でも利用できるようになるC# InteractiveおよびC#スクリプトAPIが含まれるほか、機能や安定性などが強化された.NET Framework 4.6.1などが組み込まれている。 Update 2は2016年3月30日に公開された。Visual C++コンパイラにおけるC++11/C++14/C++17機能の追加サポートや、パフォーマンスの改善などが含まれる。 Update 3は2016年6月27日に公開された。Update 2で問題だったメモリ消費量についての改善が含まれている。
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