TypeCQアサルトライフル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 09:13 UTC 版)
「CQ 311」の記事における「TypeCQアサルトライフル」の解説
CQ 5.56、CQ-311、CQ M-311とも。セレクティブファイア方式のアサルトライフルで、軍や警察での使用を想定している。 ガス圧動作回転ボルト式の自動火器であり、20発ないし30発装填の箱型弾倉(STANAG マガジンのクローン)から、M193弾(ノリンコがCJ弾として生産)を装填する。セレクターは安全、単発、連発の3点式である。508mmの銃身を備え、ライフリングは1:12。 原型となったアメリカ製自動小銃M16との主な差異は、ストック、グリップ、ハンドガード、フラッシュサプレッサーなどの形状、そして使用される金属の種類である。すなわちアメリカ製のAR-15/M16はT70-74アルミを金属部分に使用するが、CQではT60-60アルミを使用している。これは金属粉末射出成型法ではなく鋳造で製造することによる。製造元のWebサイトによれば、ノリンコが生産する各種擲弾筒が使用できるという。 アメリカ製M203のコピー(LG2-I、LG2-II)、あるいはロシア製のGP-25/GP-30のコピー(LG-1、QBZ-95でも使用される)、そして暴動鎮圧用装備が用意されている。しかし、CQシリーズには現代のM16A2やM4カービンが備えるピカティニー・レールのようなQD(Quick Detach/即時分離)機能が設けられていないため、取付にはハンドガード全体の交換が必要である。
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