トラクションコントロール
駆動輪(後輪)の回転と対地速度をセンサーで感知し、後輸が空転しているととが検知された場合、強制的にエンジンの回転を制御する装置。これによりホイールスピンを防ぎ、グリップを確保する。本来はドライバーが行うべきマシン制御をこの機器が行ってしまうためにF1レースでは禁止されたが、2001年、スペインGPから解禁された。
トラクションコントロール
ハイパワー、かつ路面のミューが低いことの多いラリーでは、トラクションコントロールは2WDのラリーカーにとって切り札のひとつであり、ワークスチームのほとんどに使用された。4WDでは、すべての車輪がホイールスピンすることからトラクションコントロールの開発が難しいといわれてきたが、最近はビームなどを使用するトラコンの実用段階に入っており、いずれ4WDでもこのシステムが普通に使われるようになるとみられている。
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