Tokyu8000(東京急行電鉄 8000系)とTokyu8500(東京急行電鉄 8500系)
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2005年から2009年にかけて8両11編成が導入された、冷房付きの電車。オールステンレス車体、界磁チョッパ制御。日本時代と同じT字型ワンハンドルコントローラーのままで使用されていて、1両あたりの購入価格は8億ルピア(約1200万円)と現地で報道された。導入当初からメンテナンスの容易性と強力な冷房装置で受け入れ側の評判は上々だったが、界磁チョッパ制御のため電圧降下がしばしば発生するセルポン線には入線せず、ボゴール線・ブカシ線・中央線で急行を中心に運用された。2009年に導入した8613Fは「PT KAI Commuter Jabodetabek」が初めて導入した車両であり、「JALITA」という愛称が付けられ運用されていたが、機器の故障により2014年に廃車された。その後8607F・8611F・8007F・8039FがJR東日本からの205系によって置き換えられ廃車となった。また、8608Fが車両故障で4両が廃車、残る4両が休車となった。2017年8月3日と2017年9月3日、8003Fと8604Fは8007Fからの車を使用して12両編成となった。2019年3月9日、8618Fは8607Fからの中間車4両を使用して12両編成となった。2019年3月10日、8612Fがボゴール〜チルブット間で脱線した。8612号車はひどく破損し、8712号車は横転して、8912号車は傾いた。8612Fは、損傷がなかった4両が8610Fに組み込まれた。休車となっていた8608Fのうち4両はパシルブングールに配給され、廃車となった。現在は、8604Fのみ、先頭車両の連結が行われている。 12両元東急車両編成 12両元東急車両編成 編成 号車12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 8003F8003 8202 8104 8832 8735 8204 8108 8263 8142 8213 8103 8004 8604F8604 8704 8904 8008 8007(元8039) 8245 8711 8825 8719 8909 8804 8504 8610F8610 8710 8951 0817 0717 8929 8812 0815 0715 8927 8810 8510 8618F8618 8724 8911 8828 8743 8948 8807 8855 8753 8954 0811 8518 元東急電鉄8000系 元東急電鉄8500系 チカウム移動後の8613F(廃車体)
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