The Long Helloとは? わかりやすく解説

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ロング・ハロー

(The Long Hello から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/18 18:20 UTC 版)

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ロング・ハローThe Long Hello)は、イギリスインスト・グループ。また、そのアルバム・シリーズを指す。グループはピーター・ハミル以外のヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター(以下、VDGG)のメンバーにより形成され、アルバム毎にリーダー/メンバー構成/音楽性が異なる。

来歴

  • 1973年
VDGG解散中にガイ・エヴァンスを中心に結成。
デヴィッド・ジャクソン、ヒュー・バントン、エヴァンス、ニック・ポッター、チェッド・カーティス、ピエロ・メッシーナでファースト・アルバム『The Long Hello』録音。
これ以降メンバーのソロ・プロジェクトをロング・ハロー名義で録音していく。
  • 1980年
ポッター、エヴァンスを中心にセカンド・アルバム『The Long Hello Volume Two』録音。
ジャケットには「ロング・ハローの2枚目のアルバム」を意味する「永礼再版」の漢字が入っている。
  • 1979年 - 1981年
ジャクソンのソロ・プロジェクトとして、サード・アルバム『The Long Hello Volume Three』録音。
  • 1981年 - 1982年
エヴァンスのソロ・プロジェクトとして、4枚目のアルバム『The Long Hello Volume Four』録音。
  • 1984年 - 1985年
ファースト・アルバム時の未完成マテリアルを最後まで仕上げる目的で、ジャクソン/バントン/エヴァンス名義で『Gentlemen Prefer Blues』録音。

メンバーと担当楽器

第1期 1973年

  • デヴィッド・ジャクソン (David Jackson) - サックス、フルート、ピアノ
  • ヒュー・バントン (Hugh Banton) - キーボード、ドラム (on "Brain Seizure")、ベース (on "The O Flat Session")
  • ガイ・エヴァンス (Guy Evans) - ドラム
  • ニック・ポッター (Nic Potter) - ベース
  • チェッド・カーティス (Ced Curtis) - ギター、ベース (on "Fairhazel Gardens")
  • ピエロ・メッシーナ (Piero Messina) - アコースティックギター、ピアノ

ファースト・アルバム『The Long Hello』録音。

第2期 1980年

  • ニック・ポッター (Nic Potter) - ベース、キーボード、ギター
  • ガイ・エヴァンス (Guy Evans) - ドラム、パーカッション、竹笛、シンセサイザー

+

  • デヴィッド・ジャクソン (David Jackson) - サックス、フルート
  • ジャイルズ・ペリング (Giles Perring) - ハンド・ドラム

セカンド・アルバム『The Long Hello Volume Two』録音。

第3期 1979年 - 1981年

  • デヴィッド・ジャクソン (David Jackson) - サックス、フルート、エレクトリック・ピアノ、シンセサイザー、リズムマシン、ボイス

+

  • ガイ・エヴァンス (Guy Evans) - ドラム
  • ニック・グラハム (Nic Graham) - ベース、12弦ギター、パーカッション、リズムマシン
  • ヤコブ・ジャクソン (Jacob Jackson) - ボイス
  • ピーター・ハミル (Peter Hammill) - オルガン・ソロ、キーボード
  • デイヴ・アンダーソン (Dave Anderson) - ベース
  • ブライアン・エヴァンス (Brian Evans) - ボーカル
  • クリス・バーネット (Chris Barnet) - ギター
  • ジョン・クラーク (John Clarke) - エレクトリック・ドラム
  • ジャッコ・ジャクジク (Jakko M. Jakszyk) - ボーカル、ギター、ベース、シンセサイザー

サード・アルバム『The Long Hello Volume Three』録音。

収録曲「The Honing Of Homer」は、第7期VDGGのライブで1度だけ演奏されたのみでスタジオ録音されなかった曲である。

第4期 1981年 - 1982年

  • ガイ・エヴァンス (Guy Evans) - ドラム、パーカッション

+

  • デヴィッド・ジャクソン (David Jackson) - サックス、フルート
  • ジャイルズ・ペリング (Giles Perring) - ギター、ピアノ
  • クリス・ケリッジ (Chris Kerridge) - ギター
  • デイヴ・ソウヤー (Dave Sawyer) - ドラム、パーカッション
  • ダン・クローネンバーグ (Dane Kranenburg) - ベース
  • ハリー・ウィリアムソン (Harry Williamson) - ベース、スライサー
  • ポール・シュベルト (Paul Schubert) - ベース

アルバム『The Long Hello Volume Four』録音。

ジャクソン/バントン/エヴァンス (Jackson/Banton/Evans) 1984年 - 1985年

  • デヴィッド・ジャクソン (David Jackson) - サックス、フルート、キーボード
  • ヒュー・バントン (Hugh Banton) - キーボード、ドラム・プログラミング
  • ガイ・エヴァンス (Guy Evans) - ドラムマシン、パーカッション、バリフォーン、トランペット

アルバム『Gentlemen Prefer Blues』録音。

このプロジェクトの基本的な録音の目的は、ファースト・アルバム『The Long Hello』時の未完成マテリアルを最後まで仕上げるというものであり、これは実質『The Long Hello Volume Five』と言える。

「The Epilogue」は1977年にバントン (ピアノ)、イアン・ゴム (ギター)、エリック・ケアンズ (ドラム)と録音していた物を、1985年にジャクソン、バントン、エヴァンスでオーバーダビングしたが、残りは全て3人の新録音である。

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • The Long Hello (1974年 第1期)
  • The Long Hello Volume Two (1981年 第2期)
※Nic Potter & Guy Evans名義。1993年の復刻CDには、ポッター、エヴァンス、ジャクソン、スチュアート・ゴードン (ヴァイオリン)、ヒュー・ロイド・ラントン (ギター)による1991年のライブ音源「Flowing River / Jam」「Elsham Road」「A Whiter Shade of Blue」を追加収録している。
  • The Long Hello Volume Three (1982年 第3期) ※David Jackson名義
  • The Long Hello Volume Four (1983年 第4期)
※Guy Evans With Life Of Riley & David Jackson名義。1993年の復刻CDには、アウトテイク「The Rock Of Riley」、1992年に行われたエコーシティの仲間他 (エヴァンス、カレン・ボスウォール (サックス)、ロブ・ミルズ (サックス)、ガス・ガーサイド (ベース))とのライブ音源「The Caretaker's Wife」、ファースト・アルバム時のアウトテイク (エヴァンス、ジャクソン、バントン、ピエロ・メッシーナによる)「Looking At You」を収録している。

その他

  • Jackson/Banton/Evans : Gentlemen Prefer Blues (1986年)

関連項目

外部リンク


「The Long Hello」の例文・使い方・用例・文例

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