The French Chefと関連書籍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 14:33 UTC 版)
「ジュリア・チャイルド」の記事における「The French Chefと関連書籍」の解説
1962年に、当時のボストンの国立教育テレビ (NET)局であったWGBH-TV (現在は主要な公共放送局となっている)の書籍レビュー番組にチャイルドが出演した際の、オムレツの調理実演が視聴者から好評だったことが、彼女の最初のテレビ料理番組へと繋がった。1963年2月11日にWGBHで放映が開始されたThe French Chef は、すぐに人気を博し、10年に渡り全国で放送され、ピーボディ賞やエミー賞を受賞。テレビ料理人はそれ以前にも存在したが、彼女はその陽気な熱意、特徴的なウグイスのような声、そして気取りのなく、ありのままのしぐさで幅広い視聴者を引き付け、もっとも幅広く視聴されたテレビ料理人となった。1972年、The French Chefは、テスト段階のオープンキャプション技術を使用したものではあったが、聴覚障害者向けのキャプション(字幕)を付けた最初のテレビ番組となった。 チャイルドの2冊目の本、The French Chef Cookbookは、彼女の番組内で実演したレシピを集めたものだった。その後すぐ、1971年に、シモーヌ・ベックとの共著でMastering the Art of French Cookingの第2巻を出版したが、ビジネス上の関係を絶ったルイゼット・ベルトレは参加しなかった。チャイルドの4冊目の本、From Julia Child's Kitchenは、夫の撮影した写真や、The French Chef のカラードキュメントのほか、番組製作の過程でチャイルドが編集した調理メモ集で構成されている。
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