アウグストゥス神殿 (プーラ)とは? わかりやすく解説

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アウグストゥス神殿 (プーラ)

(Temple of Augustus, Pula から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/18 23:37 UTC 版)

アウグストゥス神殿
フォルム広場に面したアウグストゥス神殿と市庁舎

プーラのアウグストゥス神殿クロアチア語: Augustov Hram英語: Temple of Augustus)は、クロアチア北西部のイストリア半島先端のプーラにある古代ローマ時代に造られた神殿

建物は古代ローマ時代のポーラ(現 プーラ)の街の中心であったフォルム(現 フォルム広場)に面して建てられている。

概要

この神殿は、ローマ神ローマ帝国初代皇帝アウグストゥス(在位 前27年 - 14年)を讃えるため[1]に、前2年から14年の間に造られたと考えられている[2]。神殿の建物は大きな内陣(セラ)と、フォルムに面し正面に4本のコリント式の円柱を持つポルチコからなっている[1]。この建物はローマ帝国初期の典型的な建築様式であり、また後期ギリシア文明の建築様式の影響も見られる[2]

古代ローマ末期にキリスト教国教化すると、この神殿は教会に転換された。更に時代が下ると穀物貯蔵庫[3]として使われ、19世紀になると石像石碑などの展示施設として使われるようになった[2]第二次世界大戦中の1944年、爆撃により崩壊したアウグストゥス神殿は、1945年から1947年に掛けて再建され古代の石像・石碑やブロンズ像を展示する施設となった[2]

アウグストゥス神殿が建てられているフォルム広場は紀元前1世紀に街の行政の中心施設として整備されたもので、アウグストゥス神殿と並んで現在の市庁舎のある位置にはユーピテルユーノー及びミネルウァ神殿が建てられていた[3]

碑文

神殿正面のアーキトレーブに刻まれた碑文は次の通り

ROMAE ET AVGUSTO CAESARI DIVI FILIO PATRI PATRIAE
(日本語意訳):ローマと、祖国の父であるカエサルの息子のアウグストゥス[3]

アクセス

  • プーラ長距離バスターミナルから徒歩で西南西へ約1200m
  • プーラ駅から徒歩で南南西へ約1200m
  • 市街地中心のセルギウスの凱旋門付近から徒歩で西北西へ約400m

参考文献

  1. ^ a b The temple of Augustus, by Archaeology Museum of Istria http://www.ami-pula.hr/en/collections-on-other-locations/the-temple-of-augustus/
  2. ^ a b c d The temple of Augustus, by Pula Tourism Office http://www.pulainfo.hr/en/kamo-ici/monuments/33/temple-of-augustus/317/
  3. ^ a b c Augustus Temple and the Forum in Pula, by Istria Culture http://www.istria-culture.com/en/augustus-temple-and-the-forum-in-pula-i102

座標: 北緯44度52分13秒 東経13度50分30.5秒 / 北緯44.87028度 東経13.841806度 / 44.87028; 13.841806




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