TR-400形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 18:18 UTC 版)
詳細は「高千穂鉄道TR-400形気動車」を参照 高千穂鉄道では1996年(平成8年)からトロッコ車用の導入検討を進め、2003年(平成15年)に2両のトロッコ型気動車を導入した。車体は新潟鐵工所が納入した松浦鉄道MR-500形、南阿蘇鉄道MT-3010形などのレトロ調気動車をベースとし、窓を上下方向に拡大したうえで着脱式としている。エンジンは新潟鐵工所製DMF13HZディーゼルエンジンを242.7 kW (330 PS)に設定して使用した。全車正面貫通式、両運転台、トイレなし、通路を挟んで両側にテーブル付き4人掛けボックスシートを6組ずつ備え、ドア付近にはテーブル付2人掛け座席が2か所にある。TR-401の車体は黄色に塗装されて「手力男(たぢからお)」の愛称が、TR-402は緑色に塗装されて「天鈿女(あまのうずめ)」の愛称がつけられた。廃線後2両ともJR九州に売却、改造の上キハ125系に編入され、特急「海幸山幸」として2010年(平成22年)10月から運転されている。 普通列車専用のTR-100形 TR-300形(トンネルの駅にて) 観光用トロッコ列車「トロッコ神楽号」の1両を担当する「天鈿女(あまのうずめ)号」 「トロッコ神楽号」のもう1両は「手力男(たぢからお)号」
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