Stivargaとは? わかりやすく解説

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レゴラフェニブ

別名:レゴラフェニブ水和物スチバーガスチバーガ錠スチバーガ®錠
英語:regorafenib、Stivarga、Stivarga®

抗がん作用を持つ分子標的治療薬一種生体内でのシグナル伝達関与する複数キナーゼ阻害することで、腫瘍における血管新生細胞増殖阻害する作用を持つ。

国際的な臨床試験結果、レゴラフェニブ単独療法CORRECT療法)には、転移性大腸がん進行遅らせ余命延長させる効果認められた。レゴラフェニブは、大腸がん対すチロシンキナーゼ阻害剤として、初め臨床試験良好な結果得られ薬剤とされている。レゴラフェニブの登場により、進行した転移性大腸がん対す治療選択肢広がることが期待された。

バイエル薬品株式会社は、レゴラフェニブ水和物を「スチバーガ錠」の商品名販売している。スチバーガ錠2013年3月厚生労働省から承認を受け、適応症は「治癒切除不能進行再発結腸直腸癌」と定められた。米国では、前年2012年に、アメリカ食品医薬品局FDA)からの承認得られている。レゴラフェニブは大腸がんのほか、消化管間質腫瘍GIST)にも効果があることが認められているが、日本では2014年3月現在、承認申請中である。

レゴラフェニブは、副作用が多いことで知られているソラフェニブネクサバール)と構造酷似しており、高血圧手足症候群手足皮膚反応)、下痢肝機能障害など同様の副作用確認されている。日本では2013年5月からスチバーガ錠使用されているが、2014年3月まで副作用原因と見られる劇症肝炎間質性肺炎などにより、4人が死亡した。これを受けて厚生労働省バイエル薬品に対して添付文書改訂注意喚起強化などを指示した

関連サイト
経口マルチキナーゼ阻害剤「スチバーガ®錠」の製造販売承認を取得 - バイエル薬品
スチバーガ.jp - バイエル薬品株式会社



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