SqlUserDefinedTypeAttribute.IsByteOrdered プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

SqlUserDefinedTypeAttribute.IsByteOrdered プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ユーザー定義型がバイト順の並びを持つかどうかを示します。

名前空間: Microsoft.SqlServer.Server
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property IsByteOrdered As
 Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim instance As SqlUserDefinedTypeAttribute
Dim value As Boolean

value = instance.IsByteOrdered

instance.IsByteOrdered = value

C#

public bool IsByteOrdered { get;
 set; }

C++

public:
property bool IsByteOrdered {
    bool get ();
    void set (bool value);
}

J#

/** @property */
public boolean get_IsByteOrdered ()

/** @property */
public void set_IsByteOrdered (boolean value)

JScript

public function get IsByteOrdered
 () : boolean

public function set IsByteOrdered
 (value : boolean)

プロパティ値
ユーザー定義型がバイト順の並びを持つ場合は true。それ以外の場合は false。

解説

true に設定すると、有効な IsByteOrdered プロパティによって、シリアル化されたバイナリ データを使用して情報をセマンティック順に並べることができます。このため、バイト順の並びを持つ UDT オブジェクトの各インスタンスが、1 つのシリアル化された表現だけを持つことができます。SQL Server でシリアル化されたバイトに対して比較演算を実行すると、マネージ コードで同一の比較演算を実行した場合と同じ結果になります。

IsByteOrdered を true に設定すると、次の機能がサポートされます。

• この型の列にインデックスを作成する機能。

• この型の列に主キーと外部キーおよび CHECK 制約と UNIQUE 制約を作成する機能。

• Transact-SQL ORDER BY、GROUP BY、および PARTITION BY の各句を使用する機能。これらの場合、この型のバイナリ表現を使用して順番を決定します。

• Transact-SQL ステートメントで比較演算子を使用する機能。

• この型の計算された列を保持する機能。

IsByteOrdered を true に設定すると、Native シリアル化形式と UserDefined シリアル化形式の両方で次の比較演算子がサポートされます。

• 等価 (=)

• 不等価 (!=)

• より大 (>)

• より小 (<)

• 以上 (>=)

• 以下 (<=)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
SqlUserDefinedTypeAttribute クラス
SqlUserDefinedTypeAttribute メンバ
Microsoft.SqlServer.Server 名前空間