スラッシュドット効果
別名:スラド効果,スラッシュドットエフェクト
【英】Slashdot Effect
スラッシュドット効果とは、俗に、多数のユーザーを持つWebサイトでサービスが紹介・言及されることにより、そのサービスに対するアクセスが一挙に増大し、サーバーが過負荷によりダウンした状態になることを指す語である。
スラッシュドット(slashdot.org)は1997年に米国で開設されたコミュニティサイトである。1990年代終盤から2000年代前半にかけて特に人気を博した。スラッシュドットにWebサイトのリンクが貼られて紹介された場合、スラッシュドットのユーザーの多くがそのWebサイトに興味を持ってリンク先にアクセスしようとするため、比較的小規模なサーバーで運用されているサービスの場合、一時的に急増した負荷に耐えきれずダウンしてしまうという現象が多く見られ、スラッシュドット効果などのように通称されるようになったとされる。
日本では、スラッシュドット(slashdot.jp)によって同様の現象が起きることはあまりない。Yahoo! JAPANが運営する「Yahoo!ニュース」でWebサイトが紹介された場合に、トラフィックが集中してリンク先にアクセスしづらくなる場合があるが、これはYahoo! JAPANがトラフィック制限を行っているためであり、いわゆるスラッシュドット効果とは状況が異なる。
昨今では、Twitterの著名人アカウントなどからスラッシュドット効果に相当する現象が発生する場合もある。
参照リンク
スラッシュドットについて - (スラッシュドット・ジャパン)
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