Sheep (Pink Floyd song)とは? わかりやすく解説

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シープ (ピンク・フロイドの曲)

(Sheep (Pink Floyd song) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/13 00:41 UTC 版)

シープ
ピンク・フロイド楽曲
収録アルバム アニマルズ
リリース 1977年1月23日
録音 1976年
ブリタニア・ロウ・スタジオ
ジャンル プログレッシブ・ロックハード・ロック
時間 10分20秒
レーベル ハーヴェスト
作詞者 ロジャー・ウォーターズ
作曲者 ロジャー・ウォーターズ
プロデュース ピンク・フロイド
その他収録アルバム
時空の舞踏
エコーズ〜啓示
アニマルズ収録順
ピッグス(3種類のタイプ)
(3)
シープ 翼を持った豚・パート2
(5)

シープ」(英語: Sheep)は、1977年に発表されたピンク・フロイド楽曲。同年発売の『アニマルズ』に収録されている。

解説

元々は既に1974年からコンサートで「Raving and Drooling」として、「You gotta be crazy」とともに演奏されていた曲である。『狂気』の次のアルバムに収録される予定だったが結局見送られ、1976年にバンドがレコーディングした『アニマルズ』にて一部の歌詞を変えた上で「シープ」として日の目を見ることになった。作詞・作曲はロジャー・ウォーターズで、リード・ヴォーカルもウォーターズである。「ドッグ」でのギターに対し、「シープ」ではベースのサウンドの比重が高くなっている。デヴィッド・ギルモアは、「シープ」のベースは全て自分が演奏したものであると主張している[1]

歌詞の内容は、羊を一般大衆に喩え、支配者層に従順な姿を描いている。曲の後半のヴォコーダ―は、旧約聖書詩篇23篇を、一部を改変して引用したものである[1]

シープは1977年のコンサート・ツアー「ピンク・フロイド・イン・ザ・フレッシュ」ではオープニング・ナンバーとして演奏され、ベースを演奏していたのは当時ツアーにサポートミュージシャンとして参加したスノーウィ・ホワイトだった。ギルモアが主導権を握った1987年の『鬱』ツアーにて演奏が検討されたがギルモアが「(脱退した)ウォーターズのような悪意に満ちた歌い方ができない」として見送られた[2]。1981年発売のコンピレーション・アルバム『時空の舞踏』と2001年発売のバンド史上初のベスト・アルバム『エコーズ〜啓示』に収録された。

出典

  1. ^ a b アンディ・マベット著 山崎智之訳『ピンク・フロイド全曲解説』シンコー・ミュージック、1995年、p121
  2. ^ マベット、1995年、pp.122



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