Sentimentalismとは? わかりやすく解説

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センチメンタリズム【sentimentalism】

読み方:せんちめんたりずむ

いたずらに感傷におぼれる心理的傾向態度

18世紀後半ヨーロッパにおける文芸上の傾向理性意志よりも感情重視して詠嘆悲嘆強く表現したもの。感傷主義


感情主義

(Sentimentalism から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/11 21:00 UTC 版)

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感情主義(かんじょうしゅぎ、: sentimentalism、センティメンタリズム)とは、人間精神)中で、感覚感情情緒の働きを(知性理性意志よりも)重視する哲学心理学文学上の立場のこと。主情主義(しゅじょうしゅぎ、: emotionalism)とほぼ同義だが、後述するように、こちらの感情主義(: sentimentalism)の方がより限定的な意味で用いられる。

概要

感情主義(: sentimentalism)という用語は、主に哲学と文学の分野で用いられる。

哲学においては、英国における第3代シャフツベリ伯爵フランシス・ハッチソンデイヴィッド・ヒュームアダム・スミス等の「モラル・センス」(moral sense, 道徳感覚)、「モラル・センティメント」(moral sentiment, 道徳感情)を重視する倫理学的理論・立場・潮流を指すことが多い。これらはイマヌエル・カントに代表される理知的・意志的な倫理・道徳的立場と対置される。(ただし、両者は道徳・倫理の個人化・内面化・自律性を称揚する点では共通している[1]。)

文学においては、18世紀-19世紀にかけてのロマン主義の1つの特徴を表す概念として用いられる。感傷主義(かんしょうしゅぎ)とも。[2]

脚注・出典

関連項目



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