SPARC T4
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SPARC T4 プロセッサは、オラクル (Oracle) が2011年に投入したマルチコアのマイクロプロセッサである。高いマルチスレッド性能(コアあたり8スレッド、チップあたり8コア)だけでなく、シングルスレッドでも高いパフォーマンスを提供するように設計されている。アウト・オブ・オーダー実行を使用する整数演算ユニットを実装し、コアごとに1つの浮動小数点ユニットと、専用の暗号化ユニットを搭載している。コアは 2.85 と 3.0GHz の周波数で動作する 64ビット SPARC V9 アーキテクチャで、40 nm プロセスで製造されている。チップのダイサイズは、403 mm2 である。
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- ^ “米Oracle、SPARCプロセッサロードマップとSolaris 11の2011年提供を発表”, news.mynavi.jp (マイナビニュース), (13 August 2010)
- ^ “HC 23 Program”, www.hotchips.org (Hot Chips) , "T4: A Highly Threaded Server-on-a-Chip with Native Support for Heterogeneous Computing"
- ^ “【Hot Chips 23レポート】次世代SPARCプロセッサ「T4」の概要を公表”, pc.watch.impress.co.jp (PC Watch)
- ^ “Hot Chips 23 - Oracleが第4世代超マルチスレッドプロセサ「T4」を発表”, news.mynavi.jp (マイナビニュース)
- ^ Diana Reichardt, ed., “Rick Hetherington : Oracle Innovation Showcase (Conversations with Oracle Innovators)”, www.oracle.com (オラクル)
- ^ “Solaris 11搭載予定!オラクル、SPARC T4サーバー”, ascii.jp (ASCII)
- 1 SPARC T4とは
- 2 SPARC T4の概要
SPARC T4
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「SPARC Tシリーズ」の記事における「SPARC T4」の解説
詳細は「SPARC T4」を参照 2011年9月26日、オラクルは一連のSPARC T4ベースのサーバを発表した。 これらのシステムは、以前のT3ベースのシステムと同じシャーシを使用していた。主な機能はT3シリーズと似ているが、次の点が異なっていた。 T3 CPUの代わりに完全に再設計されたT4 CPUを搭載 RAM容量が2倍になった 大容量記憶容量に少々変更点がある
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「SPARC T4」の例文・使い方・用例・文例
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