S-B-Bシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 16:54 UTC 版)
S-B-Bシステムとは、S(スキー)-B(ビンディング)-B(ブーツ)システムの事で、安全性やブーツの互換性のため、ブーツのコバ高や、個々のビンディングで設定する解放強度に対応する解放力や解放モーメント、スキーヤーにとって適切な解放強度の算出に関連した規格である。先行して規格化を行ったDINになぞらえてDIN規格と呼ぶことが多いが、現在はISOで規格化されているものを各メーカーとも用いている。 解放調整値の算出は身長・体重・年齢・ブーツソール長・スキーヤータイプ(技量)の情報により、「国際規格 ISO 10088:スキー・ビンディング・ブーツ(S-B-B)システムの組み立て・調整」に準拠して行わなければならない。なお、このISO規格は日本でも1997年にJIS化し、「JIS S 7028」としている。 ISOおよびJISにより制定される以前は、ビンディングの調整はスキーショップ以外でも「外れやすいから」という理由で自分で調節するケースもあったが、適切ではないビンディングの調整は必要時に解放されなくて事故となりやすい事と、現在はスキーショップにおいての取り付け・調整作業は「加工」という概念にあたるためにPL法の対象となる事もあり、規格に準拠して、上記の情報を基に適正な解放調整値にしてもらう事が、事故を防ぐという点でも必要である。
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S-B-Bシステム
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「アルペンスキー」の記事における「S-B-Bシステム」の解説
S-B-Bシステムとは、S(スキー)-B(ビンディング)-B(ブーツ)システムの事で、この3つの組み合わせと、それにともなう、最も安全に重要なビンディングの解放にともなう調整値算出に関連した規格である。 解放調整値の算出は身長・体重・年齢・ブーツソール長・スキーヤータイプ(技量)の情報により、「国際規格 ISO 10088:スキー・ビンディング・ブーツ(S-B-Bシステム)の組み立て・調整」に準拠して行わなければならない。なお、このISO規格は日本でも1997年にJIS化し、「JIS S 7028」としている。 ISOおよびJISにより制定される以前は、ビンディングの調整はスキーショップ以外でも「外れやすいから」という理由で自分で調節するケースもあったが、適切ではないビンディングの調整は必要時に解放されなくて事故となりやすい事と、現在はスキーショップにおいての取り付け・調整作業は「加工」という概念にあたるためにPL法の対象となる事もあり、規格を準拠して、上記の情報を基に適正な解放調整値にしてもらう事が、事故を防ぐという点でも必要である。
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