Rohingyaとは? わかりやすく解説

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ロヒンギャ問題

英語:Rohingya

ミャンマー西端ラカイン州居住するイスラム教徒の民「ロヒンギャ」が、迫害対象となっており、難民生活を余儀なくされているという問題1980年代前後から深刻な問題として浮上している。
ロヒンギャは、ミャンマー1980年代制定され市民権法において、市民権認められていないミャンマー国籍を持つことも認められていないミャンマー隣国バングラデシュとの国境沿い(国境であるナフ川の沿岸付近での細々とした生活を余儀なくされている。バングラデシュ亡命したロヒンギャの数はこれまで40万人超えると言われている。
2016年ロヒンギャミャンマー国境検問所襲撃する事件発生したこの際警官複数名が殺害されとされる。これを受けてミャンマー当局大規模な掃討作戦実施対立激化していった。
2017年ロヒンギャ武装勢力ミャンマー当局との間で大規模な武力衝突発生したロヒンギャミャンマー軍襲撃する形で勃発しロヒンギャ側には400余り死亡ミャンマー軍にも十数名の死者が出る事態発展した。ここに至って改めてロヒンギャ問題が大きな人道的問題として世界的注目集めている。
2017年9月開かれた国連総会では、ミャンマの副大統領ヘンリー・バン・ディオがロヒンギャ問題に言及している。

ロヒンギャ【Rohingya】

読み方:ろひんぎゃ

ミャンマー西部ラカイン州北部に住むイスラム少数民族人口は約80100万人。バングラデシュ・パキスタン・タイなどにも居住するミャンマー政府ロヒンギャ族を国の構成民族認めず国籍与えていない。→ロヒンギャ問題



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