Rhapsodie Op.1とは? わかりやすく解説

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バルトーク:狂詩曲

英語表記/番号出版情報
バルトーク狂詩曲Rhapsodie Op.1作曲年1904年 

作品解説

2007年8月 執筆者: 和田 真由子

バルトーク最初期集大成ともいえる作品初版ピアノ作品として、1904年作曲され1905年初演が行われた。この頃バルトークはまだ、ピアノ作品において独自の様式確立しているとはいえない。基本的に伝統的な和声語法による、19世紀ロマン主義的な作品である。左手アルペジオによる大きなうなりと、ジプシー風の旋律印象的

緩やかな幻想曲部分と、急速なフィナーレからなり最後に冒頭モティーフ再現されるフィナーレにおいて、どんどん速度増していくが、この形は、19世紀的なハンガリー音楽の伝統のっとっている。また、一種循環形式をもっており、構造的にリストからの影響みられる。ヴィルティオーゾ的な性格をもつ難曲

第2版ピアノ管弦楽のための《ラプソディ》として編曲されている。バルトークはこれを1905年パリのルビンシティン・コンクールに提出したが、落選した
この曲の作曲同時期にハンガリー農民家政婦が歌ううたに深く感動したバルトークは、この後民謡組織的に研究するために、本格的な民謡採集記譜開始することになった




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