Rally1規定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:37 UTC 版)
「世界ラリー選手権」の記事における「Rally1規定」の解説
2019年に自動車業界を取り巻く流れを受け、2022年からハイブリッドシステムが導入される事が決定した。導入から3年間(2024年まで)は各チームに共通のハードウェアとソフトウェアが提供され、全車同一のシステムを使うことになる。WRCにおけるハイブリッドは、リエゾンなど都市部では電気でのみ走り、SSでは電気ブーストとして利用することが狙いとされている。しかしハイブリッド導入でコストが上がる分を補填する必要があり、他の部分ではローテク化がなされる。具体的には前後メカニカルデフでセンターデフが廃止され、空力開発も制限されるため、迫力やドライビングスタイルはグループRally2に近いものになると予想されている。 新規ワークスチームの参入を促すため、チューブラーフレームを使ったプロトタイプのボディワークも認められる事となった。これはベース車両のスケーリングも可能であり、従来のようなBセグメントコンパクトカーのみならず、Cセグメント車やSUVも規定サイズに縮小すれば参戦が可能となる。エンジンはGREが維持される。
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