R&M SR01
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 20:47 UTC 版)
「ライリーアンドスコット・Mk III」の記事における「R&M SR01」の解説
イタリア人のPaoloRadiciとFabioMontaniは、1996年にTarget 24チームを設立し、同じ年にオリジナルのMkIIIシャーシ1台でレースをした。シリーズ2のMk IIIシャーシは1999年にモンターニによって購入され、チームは2000年に再編成され、R&Mになった。チームはMk III ジャッドGV4 V10エンジンで、 FIAスポーツカー選手権に参戦し1勝した。しかし他チームとの競争の激化と、2000年と2001年のシーズン中にライリーアンドスコットからMk IIIのアップグレードがなかったため、チームはMk IIIを独自の改良をするプロジェクトを開始した。 2001年シーズンの半ばに開始されたSR01プロジェクトは、MkIIIの鋼管パイプフレームとカーボンシャーシの混合に代わる、全く新しいカーボンファイバーモノコックの製作が行われた。ただし、Mk IIIの構造の要素は保持されているため、パーツをMkIIIからSR01に簡単に移植できる。 SR01のリア構造もジャッド・GV4エンジンを中心に再設計され、R&M設計のディファレンシャルが標準ユニットに取って代わった。フロントボディワークにもいくつかのエアロダイナミクスの改善が行われた。 R&MのSR01は、2002年FIAスポーツカー選手権で競い合い、最高3位に入賞し、チームチャンピンシップ3位でフィニッシュした。
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