QuickPath インターコネクトの周波数の仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 09:08 UTC 版)
「インテル QuickPath インターコネクト」の記事における「QuickPath インターコネクトの周波数の仕様」の解説
QPIは2.4GHzと3.2GHzのどちらかのクロック速度で動作する。実際のクロック速度はリンクの終端のコンポーネントの機能と、プリント基板上の信号経路の特性(主として寄生容量)に依存する。Core i7 920または940では、基準クロックの2.4GHzの周波数に制限される。ビット転送はクロックの立ち上がりと立ち下がりの両方で行われるので、転送速度はクロック速度の2倍である。インテルは、各80ビットの「フリット」において64ビットのデータのペイロードのみを数えることによって、データスループット(GB/s)を算出する。しかし、QPIは双方向であるため、インテルはその結果を2倍にする。したがって、インテルは3.2GHzのクロックを持つ20ビットのQPIリンクを、25.6GB/sのデータ転送速度を持つと評価する。2.4GHzのクロック速度では19.2GB/sのデータ転送速度である。より一般的には、20レーンのQPIは各方向4バイト、合計8バイトをクロックごとに転送する。 以上のことは以下のとおり計算される: 3.2GHz x 2 bits/Hz (2倍のデータ転送速度) x 20 (QPIのリンクの幅) x (64/80) (データビット/フリット全体のビット) x 2 (双方向) / 8 (ビット/バイト) = 25.6 GB/s
※この「QuickPath インターコネクトの周波数の仕様」の解説は、「インテル QuickPath インターコネクト」の解説の一部です。
「QuickPath インターコネクトの周波数の仕様」を含む「インテル QuickPath インターコネクト」の記事については、「インテル QuickPath インターコネクト」の概要を参照ください。
- QuickPath インターコネクトの周波数の仕様のページへのリンク