PersonalizationProvider.LoadPersonalizationBlobs メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

PersonalizationProvider.LoadPersonalizationBlobs メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

派生クラス内でオーバーライドされると、基になるデータ ストアから生のパーソナル化データを読み込みます。

名前空間: System.Web.UI.WebControls.WebParts
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Protected MustOverride Sub
 LoadPersonalizationBlobs ( _
    webPartManager As WebPartManager, _
    path As String, _
    userName As String, _
    ByRef sharedDataBlob As Byte(),
 _
    ByRef userDataBlob As Byte()
 _
)

Visual Basic (使用法)

Dim webPartManager As WebPartManager
Dim path As String
Dim userName As String
Dim sharedDataBlob As Byte()
Dim userDataBlob As Byte()

Me.LoadPersonalizationBlobs(webPartManager, path, userName, sharedDataBlob,
 userDataBlob)

C#

protected abstract void LoadPersonalizationBlobs
 (
    WebPartManager webPartManager,
    string path,
    string userName,
    ref byte[] sharedDataBlob,
    ref byte[] userDataBlob
)

C++

protected:
virtual void LoadPersonalizationBlobs (
    WebPartManager^ webPartManager, 
    String^ path, 
    String^ userName, 
    array<unsigned char>^% sharedDataBlob, 
    array<unsigned char>^% userDataBlob
) abstract

J#

protected abstract void LoadPersonalizationBlobs
 (
    WebPartManager webPartManager, 
    String path, 
    String userName, 
    /** @ref */ byte[] sharedDataBlob, 
    /** @ref */ byte[] userDataBlob
)

JScript

JScript では、値型の引数は参照渡しされません。

パラメータ

webPartManager

パーソナル化データを管理している WebPartManager。

path

取得キーとして使用されるパーソナル化情報のパス。

userName

取得キーとして使用されるパーソナル化情報のユーザー名。

sharedDataBlob

Shared スコープに返されたデータ。

userDataBlob

User スコープに返されたデータ。

解説

PersonalizationProvider から派生してこのメソッドを実装するクラスは、取得キーとして webPartManager, path パラメータおよび username パラメータを使用する必要があります。一部のデータ ストアではある種の高度なストレージが実行されていることがありますが、データ ストアへのデータの格納方法に関係なく、パーソナル化データは 2 つの配列にパックされたバイトセットとして返されます。返されるデータは、次の規則を満足する必要があります。

• Shared スコープのデータは、常に sharedDataBlob パラメータ内に返されます。

• キー値に応じて、User データが、userDataBlob パラメータ内に返されます。userName パラメータの null 参照 (Visual Basic では Nothing) 以外の値は、User データも取得されることを示しています。

PersonalizationProvider から派生してこのメソッドを実装するパーソナル化プロバイダは、2 回の個別ラウンド トリップによって Shared データおよび User データを取得するのではなく、すべてのパーソナル化データを 1 回のラウンド トリップで取得することによって、このデータ ストアとの対話を最適化できます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
PersonalizationProvider クラス
PersonalizationProvider メンバ
System.Web.UI.WebControls.WebParts 名前空間