PermissionSet.PermitOnly メソッド
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)


PermitOnly は、通常は成功するスタック ウォークが失敗する原因となる点で、Deny に似ています。両者の相違点は、Deny はスタック ウォークが失敗する原因となるアクセス許可を指定するのに対し、PermitOnly はスタック ウォークが失敗する原因とはならないアクセス許可だけを指定することです。このメソッドを呼び出すと、コードを使用してアクセスできるリソースが、指定されたリソースだけになります。
与えられていないアクセス許可を要求しても失敗するため、そのようなアクセス許可に対して PermitOnly を呼び出しても無視されます。しかし、コール スタック内の下位にあるコードがそのアクセス許可に対して Demand を呼び出すと、PermitOnly の呼び出しを試行するコードにスタック ウォークが達したときに、SecurityException がスローされます。これは、コードがアクセス許可に対して PermitOnly を呼び出そうとしても、PermitOnly を呼び出したコードにそのアクセス許可が与えられていないために発生します通常、コール スタックは、コール スタック内で上位にあるメソッドが下位にあるメソッドを呼び出すことができるように、下方向に影響力を持つものとして表されます。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
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