Papyrus (電子辞書)とは? わかりやすく解説

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Papyrus (電子辞書)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/12 02:58 UTC 版)

Papyrus(パピルス)はシャープ電子辞書の名称。2005年に、それまでの「e-dictionary」から改称された。 電子辞書「エクスワード」シリーズ(カシオ計算機)と人気を二分する。以前は、電子辞書としては珍しくカラー液晶やワンセグチューナーを搭載した機種を発売していたが、2008年8月発売のPW-AC830/AC880よりカラー液晶搭載モデルはBrainに移行し、Papyrusとの棲み分けを行っている。

特徴

  • 以前はキーボードの書体は他社と同じような普通のゴシック体であったが、近年は独自のデザインフォントを用いていたり、本体の形状、ボタンの形に統一性を持たせたデザインにより、視覚的な差別化を図っている。
  • 音声エンジンにヤマハのLSIを採用している。
  • シェア1位の「エクスワード」に比べ、独自機能が充実している。
  • 近年はタッチパネルを搭載した機種もある。読みが分からない漢字を手書きで入力したり、メイン画面の表示に応じて必要なキーが表示され様々な操作ができるなど、かなり便利である。
  • シャープの電子辞書の主力モデルは全てBrainに移行しており、最近は新規機種は発売されていない。モノクロ液晶の小型機種などは現在でも生産を継続しているが、何年もモデルチェンジを行っておらず、コンテンツの古さが目立つ。

機種一覧

生活総合タイプ

生産終了品
  • PW-AT790
  • PW-TC930(カラー液晶):PW-TC920をもとに、百科事典がマイペディアからブリタニカ国際大百科事典に変更されたり、ジーニアス英和辞典などが新しくなったりといくつかのコンテンツが追加・削除・更新されたモデル。
  • PW-TC920(カラー液晶):PW-TC900に手書きパッドを追加したモデル。
  • PW-TC900(カラー液晶):電子辞書初のワンセグチューナー搭載機。画面を反転させて折り畳むことでポータブルテレビのように使用できる。
  • PW-N8100(カラー液晶):PW-N8000に音声機能が追加されたモデル。コンテンツ数も43から47に増加した。
  • PW-N8000(カラー液晶):高精細カラー液晶を搭載。PW-C8000の後継機種だが、コンテンツ数が43と減少し、しばらくはPW-C8000と併売された。
  • PW-C8000(カラー液晶):大型カラー液晶を搭載し当時最多の71コンテンツを収録。当時の生活総合モデルとしては異例の音声機能付き。デザインが特徴的。
  • PW-AT780
  • PW-AT770
  • PW-AT760
  • PW-AT750
  • PW-A700
  • PW-V8100
  • PW-A8410
  • PW-A8400
  • PW-A3500
  • PW-9920
  • PW-9910
  • PW-A8050

学習・専門タイプ

生産終了品
  • PW-GM510
  • PW-GT570
  • PW-GT550
  • PW-G500
  • PW-V9550
  • PW-V9500
  • PW-V9400
  • PW-9400
  • PW-LT220
  • PW-LT230
  • PW-LT300
  • PW-V8910
  • PW-V8900
  • PW-V8600
  • PW-A8800
  • PW-A8500

コンパクトタイプ

現行製品
  • PW-AM700[在庫僅少品]
  • PW-AM500[在庫僅少品]
  • PW-M100
生産終了品
  • PW-M800
  • PW-M850
  • PW-S7200

スタンダードタイプ

現行製品
  • PA-660-NX
  • PA-630-NX
生産終了品
  • PA-F500
  • PA-860-SX
  • PA-660-GX
  • PA-630-GX

関連項目

外部リンク




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