PSYREN(サイレン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 07:10 UTC 版)
「PSYREN -サイレン-」の記事における「PSYREN(サイレン)」の解説
作品の舞台である2008年の日本では、全く接点の無い人間が全国で次々と姿を消す連続失踪事件・通称「神隠し」が発生しており、この事件の黒幕は「秘密結社サイレン」であるという都市伝説が流布している。その都市伝説は、秘密結社サイレンの使者・怪人ネメシスQが、赤いテレホンカードを持つ者を楽園へと導くという内容である。本作品に登場する霊能力者・天樹院エルモアが、サイレンの真実に5億円の懸賞金を掛けたことで、サイレンの謎解きが一大ブームとなり、唯一の手掛かりとされる赤いテレホンカードは、偽物を含めてネットオークションなどで高額で取引されているという設定である。 その実態は、赤いテレホンカードを手に入れた者が、タイムスリップによって荒廃した未来の日本・サイレン世界と、現代の日本とを行き来するゲームである。未使用の赤いテレホンカードを公衆電話に挿入すると、自動的にサイレン入国管理センターと名乗る所に繋がり、女性オペレーターによるイエス・ノー形式の2択アンケートをさせられる。このアンケート審査にクリアした者は、サイレン世界の放浪者・サイレンドリフトとなり、サイレンのゲームに参加させられることになる。 ネメシスQの正体は、グリゴリ07号なる人物の超能力・PSIによって創造された存在であり、ゲームの目的は、世界を破壊した犯人およびその手段を知ることである。ネメシスQは、サイレンの情報を漏らそうとしたサイレンドリフトを抹殺し、サイレンに関する情報の漏洩を阻止しようとする。このため、サイレンの実態が世間に広まることは無く、作中では都市伝説のままとなっている。
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