PAdES標準とは? わかりやすく解説

PAdES標準 (ETSI EN 319 142) (2016年4月~)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/16 04:55 UTC 版)

PAdES」の記事における「PAdES標準 (ETSI EN 319 142) (2016年4月~)」の解説

eIDAS技術体系のうち電子署名(ESI: Electronic Signatures and Infrastructures)を記述した ETSI TR 119 100CAdES, XAdES, PAdES総論がある。 ETSI TR 119 000 Technical Report - Electronic Signatures and Infrastructures (ESI); The framework for standardization of signatures: overview (本書4.3.2 にESI文書体系掲載されている。) ETSI TR 119 100 Technical Report - Electronic Signatures and Infrastructures (ESI); Guidance on the use of standards for signature creation and validation PAdESのは3つのパート(Part 1,2 はEN(欧州規格)、Part 3TS(技術仕様))により構成される: ETSI EN 319 142-1: PAdES Building blocks and PAdES baseline signatures -- PAdES構成ベースライン署名について。ベースラインとは相互運用性最大限にするために使用できるオプション最小限したものETSI EN 319 142-2: PAdES Additional PAdES signature profiles --その他の署プロファイルについて。 およびTSとしてPart 3存在するETSI TS 119 142-3: PAdES Document Time-stamp digital signatures (PAdES-DTS) -- 文書がある時点存在改ざんされていないことを証明するタイムスタンプに関する規定。本プロファイルでは文書のある時点での存在のみを保証し署名者についての保証提供しないETSI EN 319 142-1 では以下の署名レベル定義している。 B-B level 短期的な利用目的電子署名B-T level B-Bタイムスタンプ認証局トークン加え文書がある時点存在したことを証明できるB-LT level B-T加え証明局が存在しなくなって文書検証できるよう、署名当時の証明書、上位の証明書、失効データをすべて格納する。 B-LTA level B-LTタイムスタンプ認証局のドキュメントタイムスタンプを加えたもの。長期保存に最も適した形式ETSI EN 319 142-2 では以下の署名プロファイル定義している。 PAdES-E-BES level PAdES-E-EPES level PAdES-E-LTV level PAdES標準ETSIダウンロードページより無償入手できる

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