OracleConnection.EnlistTransaction メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

OracleConnection.EnlistTransaction メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定した分散トランザクションに参加します。

名前空間: System.Data.OracleClient
アセンブリ: System.Data.OracleClient (system.data.oracleclient.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Overrides Sub EnlistTransaction
 ( _
    transaction As Transaction _
)

Visual Basic (使用法)

Dim instance As OracleConnection
Dim transaction As Transaction

instance.EnlistTransaction(transaction)

C#

public override void EnlistTransaction (
    Transaction transaction
)

C++

public:
virtual void EnlistTransaction (
    Transaction^ transaction
) override

J#

public void EnlistTransaction (
    Transaction transaction
)

JScript

public override function EnlistTransaction
 (
    transaction : Transaction
)

パラメータ

transaction

登録先の既存の Transaction への参照。

解説

ADO.NET 2.0 では、分散トランザクションに登録するための EnlistTransaction メソッドの使用のサポートが新しく追加されました。Transaction インスタンスに接続を登録する EnlistTransaction は、System.Transactions 名前空間で利用できる機能を分散トランザクションの管理用に利用して、System.EnterpriseServices.ITransaction オブジェクトを使用する EnlistDistributedTransaction に合うようにします。また、若干、形式上の違いもあります。トランザクションに対して接続を明示的に登録させた後は、最初のトランザクションが完了するまで登録を解除したり、別のトランザクションに参加させることはできません。分散トランザクションの詳細については、「分散トランザクションの実行」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
OracleConnection クラス
OracleConnection メンバ
System.Data.OracleClient 名前空間