Nickel(II) bromide

日本化学物質辞書Web

臭化ニッケル

分子式：	Br2Ni
その他の名称：	臭化ニッケル、Nickel bromide、Dibromonickel(II)、Nickel(II) dibromide、Nickeleus bromide、臭化ニッケル(II)、Nickel(II) bromide、臭化第一ニッケル
体系名：	ニッケル(II)ジブロミド、ジブロモニッケル(II)

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臭化ニッケル(II)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/02/17 20:03 UTC 版)

臭化ニッケル(II) Nickel(II) bromide
IUPAC名 Nickel(II) bromide
別称 二臭化ニッケル
識別情報
CAS登録番号	13462-88-9
PubChem	278492
特性
化学式	NiBr2
モル質量	218.53 g/mol
外観	黄色の結晶
匂い	無臭
密度	5.098 g/cm3
融点	963 ℃
水への溶解度	水とエタノールに可溶
危険性
EU Index	未分類
主な危険性	刺激性、腐食性
NFPA 704	0 1 0
引火点	不燃性
関連する物質
その他の陰イオン	フッ化ニッケル(II) 塩化ニッケル(II) ヨウ化ニッケル(II)
その他の陽イオン	臭化コバルト(II) 臭化銅(II) 臭化パラジウム(II)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

臭化ニッケル(II)（しゅうかニッケル、英: nickel(II) bromide）はニッケルの臭化物で、化学式NiBr₂で表される無機化合物。黄色ないし褐色の菱面体晶で、匂いはない。

性質

加熱したニッケルに臭素を反応させて生成する。吸湿性があり、水とエタノールに可溶。加水により、三水和物NiBr₂・3H₂Oとなる。有機ニッケル化合物の製造などに使用される。