MicrosoftでのWICの使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 08:41 UTC 版)
「Windows Imaging Component」の記事における「MicrosoftでのWICの使用」の解説
Windows Vistaにおいて、Windowsエクスプローラー、Windowsフォトギャラリー、およびWindows LiveフォトギャラリーのビューアーはWindows Imaging Componentに基づいており、それゆえにWICコーデックが対応している画像を表示・整理することができる。 Windows 7以降では、Windows Media Center (Windows 7 Home Premium 以上のエディションで利用可) でWICが有効化される。GDI+グラフィックスライブラリは、多くのネイティブアプリケーションや.NET 2.0環境下のSystem.Drawingによって利用されているが、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}WICの上に構築されている[要出典]。とはいえ、GDI+はサードパーティあるいは外部のコーデックをロードしない。WICのソフトウェアスタックは大規模な改良が行なわれ、現在はスレッド独立 (free threaded) となり、すべての組み込みおよび外部のコーデックもまたオペレーティングシステムに搭載されている。スレッド独立であることもまた、Windows 7を対象とする新しいコーデックのための要件である。 WICは、スタンドアロンのダウンロード版として、あるいは.NET Framework 3.0の一部として、Windows XP上でも利用可能である。Microsoft PowerToys(英語版) for Windows XP は "Photo Info" としても知られ、Windowsエクスプローラーから画像のメタデータの閲覧や編集を可能にするが、これもまたWICを利用している。 Microsoft Expression Design のインポート・エクスポート機能は、WIC Expression Media Service Pack 1 に完全に基づいており、のちに RAW カメラフォーマットと HD Photo も WIC を使って追加で対応している。
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