間宮 芳生
北海道旭川生まれ。1952年、東京音楽学校(現東京芸大)卒業。池内友次郎に師事。バルトークに触発され、卒業直後より民俗音楽研究に力を入れる。53年、外山雄三、林光と『山羊の会』を結成。社会に目を向けたその姿勢は、日本民謡のみならず、ジャズやアフリカ民俗音楽への関心にもつながり、それらを素材とした独自の作風を確立していく。代表作に、《合唱のためのコンポジション》(58~)シリーズ、《オーケストラのための2つのタブロー'65》(65)など。ピアノ演奏を得意とし、《ピアノ協奏曲第2番》(70)、《ピアノ・ソナタ》(73)など、ピアノの名作も多い。尾高賞、文化庁芸術祭大賞、ザルツブルグTVオペラ金賞など、受賞多数。
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