テオシント (豚蜀黍)
●メキシコからグアテマラに分布しています。高さは3~4.5メートルになり、基部で分蘖(けつ)します。葉は剣形で、長さは30~120センチになります。茎頂に細い穂状花序をだし、固い殻に包まれた小さな種子をつけます。数千年以前から、メソアメリカ地域(現在のメキシコ北部からホンジュラス、エルサルバドルあたり)で採集利用されていたものが、遺伝子の突然変異によって、柔らかな種皮に包まれた「トウモロコシ」の祖先になったと考えられています。別名で「ブタモロコシ(豚蜀黍)」とも呼ばれます。
●イネ科テオシント属の一年草で、学名は Euchlaena mexicana。英名は Mexican teosinte, Teosinte。
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