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コールド・ブラッド/殺しの紋章

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 05:55 UTC 版)

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コールド・ブラッド/殺しの紋章
Men of Respect
監督 ウィリアム・レイリー
脚本 ウィリアム・レイリー
原作 ウィリアム・シェイクスピア
マクベス
製作 エフライム・ホロウィッツ
製作総指揮 アーサー・ゴールドブラット
エリック・キテイン
出演者 ジョン・タートゥーロ
ピーター・ボイル
ロッド・スタイガー
キャサリン・ボロウィッツ
音楽 マイシャ・シーガル英語版
撮影 ボビー・ブコウスキー
編集 エリザベス・クリング
製作会社 アーサー・ゴールドブラット・プロダクションズ
セントラル・シティ・フィルムズ
グランドビュー・アベニュー・ピクチャーズ
配給 コロンビア ピクチャーズ
公開 1990年5月
1991年1月18日
劇場未公開
上映時間 114分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
スペイン語
興行収入 $139,155[1]
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コールド・ブラッド/殺しの紋章』(ころしのもんしょう、Men of Respect)は、ウィリアム・シェイクスピア作の舞台劇『マクベス』を現代風に脚色した1990年アメリカ合衆国犯罪ドラマ映画。ボスを殺して頂点に登りつめる、主人公のマフィアの暗殺者であるマイク・バタグリアをジョン・タートゥーロが演じる。他にピーター・ボイルロッド・スタイガースタンリー・トゥッチデニス・ファリーナも出演している。

ストーリー

マフィアのコルダノの部下だったマイク・バタリアは、コルダノがギリシャ人と同盟を結ぶことに激昂し、単身で彼らが飲んでいるバーに乗り込み、その場にいた幹部らを全員射殺する。そのころコルダノと対立していたチャーリー・ダミコ率いるダミコ家は、コルダノらが勢力を強めたせいで壊滅の危機に陥っていた。そこに部下のサルが戻ってきて、コルダノとギリシャ人をマイクが始末したことを伝えられると、組織の危機を救ってくれたと、チャーリーはマイクをダミコ家に迎えることを決める。

コルダノ家に命を狙われることを恐れたマイクは友人のバンキー・コモとともに、味方かわからないダミコ家の男たちから逃げ、目に入ったある家に隠れる。そこに住む男から、彼の妻のルチアは占い師で、占いは絶対当たると聞かされたため、マイクは試しに占ってもらうことにする。そしてルチアから、マイクが将来組織の大物になると予言され、そのためには思ったように行動することだと伝えられる。その後バンキーと飲食店に入ったマイクは、コルダノ殺害をともに計画した、妻のルーシーに連絡する。席に戻ると、バンキーの代わりにダミコ家の幹部であるカルメロ・ロッシがおり、彼に連れられボスのチャーリーの元を訪れる。マイクは彼らと血の契りを交わし、ダミコ家の一員になった。ロッシに送られ、自分とルーシーが営む店舗兼自宅の小さなレストランに帰ったマイクは、彼女に占い師に占ってもらったことを伝え、ボスにはなれそうもないがシマをもらっただけ満足だと話す。だが野心に燃えるルーシーは、ボスを目指すべきだと彼に忠告する。チャーリーに感謝の念を抱いているマイクは彼女に反論するが、さらに食い下がってくるルーシーに対して、いつかはボスになってやると言い放つ。そんな彼を弱虫扱いするルーシーだが、直後チャーリーが夕食を自分たちのレストランでとったあと、2階に泊まることを知らされ、マイクにこの機会を逃すなと言い聞かせる。チャーリーをレストランに迎えたマイクは、そこで行われた会合でロッシの引退が言い渡されるのを聞く。そしてチャーリーに褒め称えられたマイクは、ルーシーがそのことも裏があると言って、チャーリーを殺せと命令してくることに嫌気が差して口論になるが、最後には言いくるめられ計画を実行する。ルーシーが護衛を眠らせ、マイクは苦悩しながらもチャーリーを殺害する。その後、罪をロッシと護衛たちに被らせ、翌朝訪ねてきたマフィアの大物であるマット・ダフィらの前で、起きてきた護衛の2人を射殺する。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
マイク・バタグリア ジョン・タートゥーロ 江原正士
ルーシー・バタグリア キャサリン・ボロウィッツ 一柳みる
バンキー・コモ デニス・ファリーナ 秋元羊介
マット・ダフィ ピーター・ボイル 吉水慶
ルチア リリア・スカラ 島美弥子
スターリング スティーヴン・ライト 伊藤和晃
チャーリー・ダミコ ロッド・スタイガー 村松康雄
マル スタンリー・トゥッチ 仲野裕
ドン カール・カポトート
サル マイケル・バダルコ 田中正彦
カルメロ・ロッシ ロバート・モディカ 幹本雄之
フィリー・コモ デヴィッド・ソーントン 筒井巧
パドリーノ・リッチ ジョセフ・ラグノ 石森達幸
フィリックス スティーヴン・ランダッゾ 中田和宏
ラルフィー ジョー・ペパロン 辻つとむ
アイリーン ジュリー・ガーフィールド 磯辺万沙子
レオネッティ ジョセフ・カーベリー 伊藤和晃
ジャムジー マイケル・セルジオ 岡和男
ビンゴ ニコラス・タートゥーロ 高木渉

スタッフ

  • 監督・脚本:ウィリアム・レイリー
  • 原作:ウィリアム・シェイクスピアマクベス
  • 製作:エフライム・ホロウィッツ
  • 製作総指揮:アーサー・ゴールドブラット、エリック・キテイン
  • 撮影監督:ボビー・ブコウスキー
  • プロダクションデザイナー:ウィリアム・バークレイ
  • 編集:エリザベス・クリング
  • 衣裳デザイン:スーザン・ライオール
  • 音楽:マイシャ・シーガル英語版
  • 吹替翻訳:白井春香
  • 吹替演出:松川陸
  • 吹替プロデュース:吉岡美惠子
  • 吹替製作:コスモプロモーション

参考文献

  1. ^ Men of Respect” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2014年4月24日閲覧。

外部リンク


「Men of Respect」の例文・使い方・用例・文例

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