MD22型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 23:14 UTC 版)
XLR BAJAの車名で1987年11月20日発表、同年12月1日発売。 車名のBAJA(バハ)は、メキシコのバハ・カリフォルニア半島(Península de Baja California)で開催されるエンデューロレースBAJA 1000に由来しており、基本設計・コンポーネンツを共有するMD20型XLR250Rに比較してよりエンデューロ=オフロードでの使用を意識したモデルとして型式も含めて以下の変更を施した。 オイルクーラーを標準装備化 後輪ブレーキをシングルディスク化 ヘッドライトを35/35Wの大型デュアルタイプへ変更 ヘッドライトの大容量化に伴いジェネレーター(発電機)を高発電能力がある三相交流式に変更 ヘッドライト光の照り返しを防ぐ目的からフロントフェンダーにツヤ消し塗装を採用 ウレタン製ハンドルプロテクターを標準装備 テールバッグを大型大容量化 車重はMD20型比3kg増の124kg またベースとなったMD20型XLR250Rも1989年1月18日発表、同年2月1日発売のマイナーチェンジで後輪ブレーキをドラムブレーキからシングルディスク化し、本型式へ統合された。 さらに1990年12月14日発表、同月15日発売のマイナーチェンジで、フロントフォークのカートリッジ化・タンデムステップ取付位置をスイングアームからフレームへ移設などの変更を実施したほか、小規模な変更は以下のスケジュールで実施された。 1989年12月22日発表 1990年1月20日発売 - カラーリング変更 1992年1月22日発表 同月23日発売 - 250Rのみカラーリング変更 1992年6月16日発表 同月19日発売 - BAJAのみカラーリング変更 1993年3月発表 同年4月6日発売 - 250Rのみカラーリング変更 1993年11月22日発表 同年12月3日発売 - カラーリング変更 1993年12月20日発表 - 第30回東京モーターショーに参考出品された特別仕様車XLR250R SPECIALを1994年1月7日から2,000台限定で発売 1995年にMD30型XR250R・XR BAJAへフルモデルチェンジされ生産終了。
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