MD101
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/06 04:53 UTC 版)
「三菱重工業MD形台車」の記事における「MD101」の解説
ペデスタルの摺動によるウィングばね式の軸箱支持機構を備える。ただし、軸箱両脇のウィングばねの中心を鋼棒が上下方向に貫通し、それぞれの下端の更に下に重ね板ばねを置いてウィングボックスと結合するという、ゲルリッツ式台車の軸箱支持機構を上下反転させたような特徴的な軸箱支持機構となっている。また、枕ばねはコイルばねを左右1セットずつとしたシングル構成を採る住友金属工業FS203とは異なり、下揺れ枕を線路面ぎりぎりの低い位置に置いて背の高いコイルばねを左右2組ずつ搭載、その間にオイルダンパーを置いている。なお、装着車がHSC-D発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ搭載で、基礎ブレーキ装置が台車シリンダー方式のため、本形式も左右の側枠に1基ずつブレーキシリンダーを外付けしている。
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