M240B / M240E4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 00:47 UTC 版)
「M240機関銃」の記事における「M240B / M240E4」の解説
M240Bは、陸軍における標準的な中量級機関銃であり、地上戦に使用される。しばしば「240 ブラボー(240 Bravo)」と呼ばれる。 旧式のM60機関銃を置き換えるため、1991年に行われた陸軍の新歩兵部隊用機関銃コンペにおいて、M60E4(海軍名 Mk.43)と競い、1991年にM240Bとして制式採用された。このことは、1,000挺近い既存のM240基本型を、オーバーホールを行った上で地上戦用改修キット(銃床、ピカティニー・レール含む)を取り付けるためにFN社に送ることに結びついた。さらに、1990年後半に新しいM240Bを調達する契約に結びついた。 ただし、後期に調達されたものは、M60にも採り入れられた油圧式反動バッファの取り付けが行われている。M240Bは信頼性においてM60を凌駕したが、M60E4よりも2.5kg重いため、前述の通り新しい軽量機関銃が計画されている。陸軍のM240からM240Bへの改修と、海兵隊の多数のM240/M240E1からM240Gへの改修とは混同されやすいが、別のものである。 2016年より、陸上自衛隊では国産品の調達を休止して本銃をAAV7用に調達している。
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